うなじのニキビの原因は?
首のニキビは皮脂が過剰にでて毛穴を詰まらせてしまうことで、ニキビの原因のアクネ菌が繁殖して起こります。
あなたがお風呂やシャワーの時に首の皮脂汚れをキレイにできているかチェックしてみて下さい。肌を清潔にすることは、ニキビ予防の対策の1つとして有効です。
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・シャンプーやトリートメントを流しきれていない
・ボディーソープや石鹸で首を洗う時にごしごし洗っている
・整髪剤の汚れをきちんと洗えてない
・首に塗った日焼け止めを落とせていない
あなたがこのチェックリストに1つでも当てはまれば、首の肌をキレイに洗えてない可能性がありますよ。
シャンプーやボディーソープ・石鹸がしっかり洗い流せていない
首の皮脂汚れやシャンプーなどの成分が首に残っているケースです。見えにくいうなじの部分は、皮脂や整髪剤の汚れ、シャンプーなどの成分がきちんと流れていない可能性があります。
あなたの肌のバリア機能が低下していると、普段は気にならない整髪剤やシャンプー・ボディソープなどの成分が刺激に。それが皮脂が過剰に出て毛穴が詰まってしまうことにつながるんです。
また、体を洗う時に首をごしごしと洗っていませんか?強い摩擦は肌を乾燥させてしまうので、ニキビの原因を作ってしまいます。
枕(枕カバー)が清潔に保てていない
繰り返しできるうなじのニキビが気になる方は、寝具である枕や枕カバーを清潔にできているか見直してみてください。
季節に関係なく、人は寝ているときに汗をかいています。こまめに洗濯していないと、枕や枕カバーの皮脂汚れなどにより雑菌が繁殖してしまう環境になってしまいます。
もちろん、枕以外のシーツなどの寝具も清潔にするようにしましょうね。
首まわりのファッションにも注意
1年を通して、スカーフやストールなどを首に巻くオシャレを楽しむ人も多いですよね。少し肌寒い春や秋には活躍するアイテムですが、首に直接触れるためきちんと清潔に保つことが大事です。
洗濯せずに使いまわしていたり、使用する際に適度な通気性を保たないと、うなじのニキビの原因につながります。
また寒い冬にタートルネックなどを着る人も要注意です。衣服のこすれによるうなじの肌のダメージがニキビにつながります。
首まで覆ってしまうデザインのタートルネックは、どうしても汗で蒸れやすくなり、雑菌が繫殖してしまう傾向にありますよ。
うなじにつける日焼け止め
特にうなじが出るヘアースタイルの人は、太陽の日差しがよく当たってしまいますよね。年間を通じて紫外線対策をすることはニキビ対策にもなりますが、日焼け止めをきちんと落とせているかが重要です。
気を付けてほしいのが、顔用の日焼け止めを塗る流れでうなじにも塗っている人です。顔用の日焼け止めは、クレンジングで落とすように指示があるものが多いです。
なのでクレンジングでキレイに落とすか、首には刺激の少ないボディ用の日焼け止めを使い、石鹸などでキレイに落とすように注意してください。
うなじのニキビはどうしたら治るの?
では、できてしまったうなじのニキビをどう治したらいいでしょうか。自分では確認できないので、違和感や痛みを感じた時にはもうニキビができている可能性も高いですよね。
うなじのニキビが自然に治るまでにできる対策を紹介していきます。
洗い忘れをなくしてシャンプー等もしっかり洗い流す
うなじのニキビができてしまったらできるだけ触らないようにしましょう。
そしてニキビが悪化しないために、洗髪時にシャンプーやトリートメントの成分を意識して流すようにしてください。
整髪剤の成分もしっかりキレイに落としましょう。襟足などを整えるためにヘアスプレーやワックスを使う人も多いですが、洗髪時にキレイにしないと毛穴が詰まる原因になってしまいますよ。
また、うなじをボディソープなどで洗う時も泡で優しく洗い、シャワーなどでしっかり流すようにします。
枕(枕カバー)を清潔に保つ
枕カバーは基本的に1週間に1,2回洗濯した方がいいとされています。
しかし、髪の整髪剤をつけたままで寝てしまったり、化粧をしてしまったままで寝てしまったりすると、その都度枕カバーを換えた方が良いです。
もし、枕カバーをこまめに洗濯出来ないのであれば、清潔なタオルを枕の上に敷くのも対策としておすすめですね。
また、枕も半年に1度は丸洗いした方が良いと言われていますよ。ただし、洗えない素材の枕もあるので注意が必要です。
枕の寿命もそれぞれですが、短いものでは1年くらいで買い替えたほうが良い場合があります。それくらい毎日使う枕は汗や皮脂汚れ、ふけやダニなどの問題があります。
うなじや首のニキビが繰り返すようであれば、枕や枕カバーを見直すようにしましょう。できれば通気性の良い素材が良いです。
首のスキンケアを気を付ける
毎日の顔のスキンケアアイテムで、首回りも優しく保湿ケアしましょう。
「首は年齢が出る」といわれるので、しっかり保湿ケアすることはニキビやシワなどを予防する効果もありますよ。
また、うなじの産毛などの処理をする人も多いと思いますが、ニキビや肌荒れがある場合は控えてくださいね。
ニキビがきちんと治り、肌の調子が上がってくるのを待ちましょう。産毛の処理の後は肌に優しい化粧水などで保湿してくださいね。
そして運動などで首回りに汗をかいた後は、なるべく早く吸水性の高いタオルやボディーシートでこまめに汗をふきとってください。
首周りのニキビの原因は?うなじ以外にもニキビはできる
首回りは皮脂の分泌が多いとされているので、ニキビはうなじ以外にも出来てしまいます。
あごやフェイスラインにできるニキビ
あごにできるニキビの原因
あごにできるニキビは大人ニキビの代表とされています。主な原因は生理前のストレスやホルモンバランス、間違ったスキンケアが原因が挙げられますよ。
また、あごは乾燥しやすい部位なので、洗顔をしすぎないように気を付けましょう。洗顔後にしっかり保湿することもニキビを作らないポイントです。
フェイスラインにできるニキビの原因
フェイスラインのニキビも、大人ニキビです。フェイスラインは様々な刺激を受けやすい部位なので、髪の毛が当たったり頬づえをつくことも肌への刺激を与えてしまいます。
そのような外部からの刺激や肌の乾燥、生活習慣の乱れもニキビの原因につながりますよ。
日頃から栄養バランスを考えて食事をしたり、自分の肌に合った保湿を心掛けることが肌のトラブルを起こさない対策になります。
首の下部にできるニキビ
首の下のニキビは紫外線が原因になっている可能性があります。紫外線を肌が浴びてしまうと、皮膚が肌を守ろうとして角質を厚くし、ニキビの原因となる毛穴詰まりを起こしてしまうといわれています。
どうしても首の下部は露出することが多いので、日焼け止めなどの紫外線対策をしていきましょう。
首回りのニキビのケアはどうしたらいい?
一般的に首は顔よりも肌のターンオーバーの周期が遅いと考えられてます。
これは、ニキビができてしまってもなかなか治りにくい場合があるということです。首回りのニキビを作らないために、対策のポイントを紹介しています。
睡眠や食事などの生活習慣の改善
ニキビを作らないために、日常生活の中で気を付けてほしいことが3つあります。
睡眠
毎日の睡眠時間をしっかりとることは、肌をキレイにするために必要な事です。十分な睡眠時間を確保することで、新陳代謝が促進され肌のターンオーバーも整いますよ。
睡眠時間の確保だけでなく、寝る前にスマートフォンなどの画面を見ないなどして、睡眠の質を上げる工夫をすることもポイントです。
食事
偏食や油っぽい食事はできるだけ避けてください。また、甘いお菓子やスナック菓子、コーヒーなどの刺激物もできるだけとらないように気を付けましょうね。
その代わりに、果物や野菜などビタミンCの多い食べ物や、ビタミンBを多く含む納豆や卵・豚肉などの食品をバランスよくとりましょう。
取り入れたい生活習慣
ぬるめのお湯でゆったり入浴すること。肌を清潔にした後はスキンケアの際に保湿をしっかりするように心掛けましょう。
肌が保湿されて潤っていれば角質層が柔らかくなるので、毛穴が詰まりにくくなります。
ストレスをためない
仕事や人間関係などでストレスを溜めてしまうと、自律神経が乱れてニキビの原因を作ってしまいます。
だからこそ、できるだけストレスを溜めないように心掛けると共に、適度に発散していきましょう。
ヨガやストレッチ、ウォーキングなどの簡単な運動をしたり、できるだけお風呂に入るようにしてリラックスできる時間を作るのもストレスを軽減させます。自分の好きなものや趣味に没頭するのも良いですよ。
まとめ
今回は首のうなじのニキビの原因と対策について紹介しました。首のニキビは顔にできるニキビよりも治りづらい傾向にあるようです。
できてしまったニキビが悪化しないように、今回紹介した日常生活で気を付けるポイントを試してみてください。
もし経過を見ている中で痛みが強くなったり、腫れがひどくなるようであれば、早めに皮膚科へ受診することをおすすめします。
またうなじのニキビを繰り返さないために、肌の清潔とスキンケアを心掛け、新陳代謝を上げることを意識してみてくださいね。
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