顎(あご)にニキビができる4つの原因!
不規則な生活
不規則な生活で、特に睡眠不足になってしまうとホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になりすぎてしまうと毛穴が詰まりやすくなったり、皮脂が過剰に分泌されることでニキビができてしまうことに。
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・男性ホルモンと黄体ホルモン(プロゲステロン)がニキビの原因になる
女性は「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と呼ばれるものが優位になる生理前や妊娠中に多くなります。
この黄体ホルモン(プロゲステロン)は男性ホルモンと似た働きがあるので、これもニキビができることにつながってしまうので気を付けておきたい時期ですね。
皮脂や乾燥などの水分バランスの乱れ
顎は皮脂を分泌する「皮脂腺」というものが多いため、皮脂が分泌されやすいところになります。
それだけでなく、汗腺は少ないので汗によるうるおい補給ができないため、乾燥しやすい部位にもなっているんです。肌が乾燥すると過剰に皮脂が分泌されることにつながるので注意するようにしましょう。
紫外線
紫外線を多く浴びることで皮脂の量が増えたり、皮膚の免疫が低下してしまうことにつながります。
紫外線を浴びると肌がダメージを受けると皮脂の分泌量が増え、その皮脂が毛穴につまり、ニキビができやすくなるんです。
また、紫外線が皮膚の免疫を低下させるため、ニキビ菌が繁殖してニキビができやすくなるので紫外線対策をするようにしてください。
ストレス
ストレスが溜まってしまうとニキビができやすくなってしまいます。なぜなら、ストレスによってこのような影響があるからなんです。
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・皮脂の過剰分泌
・免疫力の低下
・生活習慣の乱れ
ストレスを感じるとアドレナリンやコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌されます。これらのホルモンによって皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
また、そのコルチゾールが免疫力が低下にもつながるので、ストレスをためすぎないようにしましょう。
なんで顎にニキビができやすいの?
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・皮脂分泌が多い
・乾燥しやすい
・物理的な刺激を受けやすい
顎には皮脂を分泌するための皮脂腺が多くあります。そして汗腺が少ないため、汗によってうるおいを与えることができず、余計に皮脂が分泌されることに。
加えて、顎に手で触れることやマフラーなどの衣類が当たること、マスクの擦れがあるなど、刺激が多くあります。
肌をそのような刺激から守るために角層分厚くなることで毛穴が詰まりやすくなってしまいます。そうなるとニキビができてしまうというわけです。
生理前後特に顎ニキビができやすくなる
先ほど顎にニキビができやすい理由についてお話ししましたが、それに加えて女性の場合は生理があります。
生理前後には黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えることで皮脂の分泌が活発になるので、ニキビができやすくなるんです。
顎のニキビが悪化するとどうなる?
ニキビは白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビという順に進行していきます。ニキビはだんだんと悪化していくため、適切な処置を施すことが重要。
適切な処置をしないとニキビ跡といわれるじょうたいになってしまい、自力で直すことが難しくなってしまうかもしれません。
顎のニキビの治し方は?日常からできること
洗顔でできるだけ摩擦などの刺激を与えない
洗顔でごしごし洗うのは良くないと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
その理由は皮膚が傷ついてバリア機能が失われてしまうから。そして、肌の潤いの保つための保湿成分まで落として乾燥してしまうからです。
これからの洗顔ではごしごしと洗わず、泡で優しく洗うようにしていきましょう。
しっかりと保湿をする
肌が乾燥してしまうと、肌を守るために過剰に皮脂が分泌されてしまいます。そのため、しっかりと保湿をすることで肌の過剰な皮脂がコントロールされたり、バリア機能やターンオーバーが正常に保たれやすくなります。
紫外線から肌を守る
紫外線から肌を守るためには日傘や日焼け止めなどを使うと思います。ただ、日焼けの対策は夏や晴れの日だけでなく年中行うことが望ましいです。
使う日焼け止めも、紫外線が強いときにはSPFやPAが高いもの、紫外線が弱いときはSPFやPAが低いものを選ぶようにできるといいですね。
また、しっかりとクレンジングなどで洗い流すことにも注意してください。
睡眠をしっかりととる
必要な睡眠時間は人によって異なるので、適切な睡眠時間を把握することが必要です。そのために、就寝時間を決めて自然と目が覚める時間を知りましょう。
例えば、夜に22時に就寝して朝の6時に起きたとしたら睡眠時間は8時間になります。そこから自分の生活リズムに合わせて適切な睡眠時間を確保できるようにするのがおすすめです。
もちろん普段の生活リズムで睡眠時間を固定できない、足りないという人もいると思いますが、できるだけ良質な睡眠がとれるようにしていくことが大切です。
栄養を考えた食事をする
ニキビにあまりよくないものは脂質や糖質、カフェイン、アルコールなどがあります。
反対に、ニキビの対策のために摂っておきたい栄養素としてはビタミンA1やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどになります。
これらの栄養素はニキビの原因である皮脂の分泌を調整したり、毛穴の詰まりの解消、ホルモンバランスを整えるなどの働きがあるので積極的に摂るようにしてくださいね。
成分別!顎ニキビを治すために摂っておきたい食材
成分 | 食材 | 効果 |
ビタミンA | ・人参 ・ほうれん草 ・うなぎ ・レバー ・にら など |
毛穴の詰まりの改善やターンオーバーの促進。目や皮膚の粘膜を健康に保つ。 |
ビタミンB1 | ・豚肉 ・うなぎ ・たらこ ・玄米 ・ |
皮膚や粘膜の健康を保つほか、ぶどう糖をエネルギーに変換する。 |
ビタミンB2 | ・レバー ・うなぎ ・納豆 ・大豆 ・卵 ・イワシ、ブリ、サバ ・牛乳 など |
脂質の代謝を助けることで皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生。脂質を代謝することでダイエット効果も。 |
ビタミンB6 | ・レバー ・イワシ ・牛肉 ・イカ ・玄米 ・大豆 ・セロリ ・卵 など |
皮脂の分泌の抑制や新しい肌の形成。エス摂れ源という女性ホルモンの代謝に関わり、ホルモンバランスを整える働きも。 |
ビタミンE | ・かぼちゃ ・サーモン ・たらこ ・うなぎ ・かつお ・緑黄色野菜 など |
抗酸化作用があってシミ・しわ・たるみの予防。肌のバリア機能の安定や血行促進作用もあるため、ニキビや肌荒れの予防にも効果がある。 |
ミネラル | ・チーズ ・牛乳 ・キャベツ ・人参 ・いちご ・カシューナッツ ・牡蠣 ・昆布 など |
ホルモンバランスを整えてターンオーバーを促進する。皮膚の炎症の改善や髪のトラブルにも効果がある。 |
なかなか消えない顎のニキビは薬での治療がおすすめ!
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・自宅で受けられるので病院に行く手間がない
・診察料&処方箋が無料
・お薬は郵送ですぐ届く
ニキビの治療で病院に行くのは少しハードルが高いと思う人もいるのではないでしょうか?
しかし、最近はオンライン診療というものがあります。オンライン診療とはzoomやLINEなどのオンラインツールを用いて診察をしてくれるものです。
これは病院に行く必要がなく、忙しくて時間を取りにくい人も仕事終わりに行く、もしくは隙間時間などで診察してもらうことできるんです!
市販薬の効果がよくわからない、早く治したいという方は考えてみ見てもいいかもしれません。
よくある質問
Q1. ニキビのある箇所はお化粧しない方がいい?
ニキビがある場合はメイクはしない方がいいでしょう。ただ、どうしてもしなければならない場合は薄めにメイクをするようにしてください。また、メイクはできるだけ早く落とすように心がけましょう。
Q2. ニキビを治すにはどれくらいの時間がかかる?
ニキビは大体1週間から10日くらいで治ります。ただ、炎症がある赤ニキビなどは約3カ月ほどかかる場合もあります。
Q3. ニキビを放置したらどうなる?
ニキビを放置すると悪化してしまう可能性があります。また、モノによっては治りにくくなったり、ニキビ跡が残ってしまうこともあるのでできるだけ放置しないようにしましょう。
Q4. ニキビをつぶすのはよくない?
ニキビをつぶしてしまうと雑菌や細菌が患部に入って悪化してしまう可能性があります。また、ニキビ跡になることもあるので自分でつぶさないようにしましょう。
Q5. 日焼け止めはどんなものをつかうのがいいの?
日焼け止めは肌への刺激が少ないノンケミカルの者を使用するようにしましょう。「紫外線吸収剤不使用」と書かれたものもおすすめです。
Q6. ニキビができやすい人っているの?
食生活や睡眠などの生活習慣が乱れている人がニキビができやすい人につながります。逆に言えば生活習慣を整えたり、保湿や紫外線対策などをしっかり行っていればニキビができにくくなります。
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