ビフロキシン内服薬について

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この記事で分かること
  • ビフロキシンに含まれている成分と効果
  • ビフロキシンはどんな人におすすめか
  • ビフロキシンの注意点・副作用
  • ビフロキシンの成分を食事で摂取する方法

ビフロキシンってどんなもの?その成分を解説!

ビフロキシンに配合されている成分

ビフロキシンはビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)の配合剤のことで、ビタミンB2とビタミンB6は、皮膚や粘膜の健康を保つために必要な栄養素になります。

これらの栄養素が不足すると湿疹や皮膚炎群、口唇炎、口角炎などの疾患がおこってしまうのでしっかりと摂取することが大切です。

ビタミンB2(リボフラビン)

ニキビができてしまった肌

脂質代謝を活発化することによって皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。ニキビや脂漏性皮膚炎などの皮脂が原因の皮膚症状を改善する効果も期待できるでしょう。

しかし、ビタミンB2(リボフラビン)は水溶性のビタミンで体内に蓄積されないので、定期的に摂取する必要があります。

参考:https://medlineplus.gov/ency/article/002411.htm

ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)

肌荒れした肌と健康的な肌

ビタミンB6は(ピリドキシン塩酸塩)はたんぱく質の分解や再合成を促すことによって健康的な肌を作り上げる役割があります。また、ウイルスや感染症などの病気と闘うための抗体を作るためにも必要な栄養素です。

ビタミンB6はあまり不足することがありませんが、じん不全の方や肝臓に疾患がある方、アルコール依存症の方は不足する可能性があるので積極的に摂取するようにしてください。

参考:https://medlineplus.gov/ency/article/002402.htm

ビフロキシン内服薬の効果は?

ビフロキシンの効果①:毛穴の詰まりによるニキビの予防

白いきれいな肌

ビフロキシンに含まれているビタミンB2はニキビの原因となる脂質の代謝を促して皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。毛穴の詰まりが起こりにくくなるのでニキビの予防に効果が期待できるでしょう。

ビフロキシンの効果②:シミやくすみの予防

シミやくすみのない肌

ビフロキシンには肌のターンオーバーを促す作用があるので肌荒れや肌のくすみなどのお悩みを改善する効果が期待できます。

ビフロキシンに配合されているビタミンB6が深くかかわっているのはたんぱく質の代謝で、体内で合成されるのを助けています。

ビフロキシンの効果③:そのほかの効果

ビフロキシンに含まれているビタミンB2は女性ホルモンであるエストロゲンの合成にも関与しています。貧血の予防や月経困難症(PMS)、つわりの改善にも効果が期待できます。

ビフロキシンはこんな人におすすめ!

  • ・ニキビを改善・予防したい方
    ・湿疹や皮膚炎群などの肌荒れが気になる方
    ・シミを薄くしたい方
    ・貧血を改善したい方
    ・PMSやつわりを改善したい方

ビフロキシンの使用上の注意

ビフロキシンの使用上の注意

ビフロキシン内服薬に含まれているビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)はパーキンソン病の治療に用いられるレボドバの作用を減弱させることがあることに注意が必要です。

また、妊婦の方や小児、高齢者といった方は使用できない可能性があります。妊婦(妊娠している可能性がある人)は治療でビフロキシンを使うことがその危険性よりも高い有益性がある場合に使用が可能となり、小児を対象とした臨床試験は実施されていないものになります。

参考:ビフロキシン配合錠

ビフロキシンの副作用

ビフロキシンは副作用として末梢神経障害も確認されています。具体的には、手足のしびれや知覚の異常などです。何か違和感を感じることがあればすぐに使用を中止して医師に相談するようにしてください。

ビフロキシン内服薬の用法・用量は?正しい摂取方法

ビフロキシンの用法・用量

通常、成人は1日3錠~6錠を1日1~3回に分割して服用します。ただし、年齢や症状によって服用する量は増減するので医師の説明や薬の説明書などをよく読んで指示に従って服用するようにしましょう。

参考:ビフロキシン配合錠

ビフロキシンの成分を処方薬以外で摂取する方法

ビタミンB2(リボフラビン)

ビタミンB2が豊富な野菜

ビタミンB2(リボフラビン)を摂取するためにはこのような食品を積極的に摂取していくと良いでしょう。マルチビタミンなどのサプリメントでも摂取できますが、一度に約27mgを超える量は吸収することはできないので、定期的に摂取することが大切です。

  • ・卵
    ・内臓肉(腎臓・レバーなど)
    ・赤身肉
    ・低脂肪乳
    ・キノコやホウレン草などの野菜
    ・パン
    ・穀物製品

参考:米国国立衛生研究所

ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)

ビタミンB6が多いじゃがいも

ビタミンB6をを食事から摂取するためにはこのような食品を積極的に摂取するようにしましょう。マルチビタミンなどのサプリメントでの摂取も可能です。

  • ・鶏肉
    ・魚
    ・内臓肉
    ・ジャガイモなどのでんぷん質の野菜
    ・果物(かんきつ類を除く)

参考:米国国立衛生研究所

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