ノイロビタン内服薬について

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ノイロビタンってどんなもの?その成分を解説!

薬がどんなものなのかについて解説

ノイロビタンとは、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンB12などを配合したビタミン剤のことです。

食事から栄養が十分に摂取できていなかったり、ビタミン類の欠乏等による神経痛、筋肉痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺などの治療の際に処方されます。

成分 特徴
オクトチアミン ビタミンB1とチオクト酸(αリポ酸)が結合したもの。肉体疲労や肩こり、眼精疲労などに効果が期待できる。
リボフラビン(ビタミンB2) 糖質やたんぱく質、脂質の代謝などに関与する酸化還元酵素の補酵素として働く。皮膚・髪・爪などの細胞の再生にも関与。
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 健康な皮膚や髪や歯を作る、また成長を促す。ホルモンバランスを整える働きもある。
シアノコバラミン(ビタミンB12) DNAの生成を助ける栄養素で巨赤芽球性貧血の予防に役立つ。眼精疲労の改善や治療にも使用される。

ノイロビタン内服薬の効果は?

ノイロビタンの効果①:肌荒れやにきびの改善

ノイロビタンに含まれている「リボフラビン(ビタミンB2)」や「ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)」は肌荒れやニキビ、湿疹に対しての効果を期待でき、肌の健康を保ちます。

ノイロビタンの効果②:口内炎予防

口内炎の予防

リボフラビン(ビタミンB2)が不足すると口内炎や皮膚炎、てんかん発作が出やすくなってしまいます。そのため、ビタミンB2を補給することで口内炎などの症状が出るのを予防することができます。

ノイロビタンの効果③:その他さまざまな症状の改善

ノイロビタンはいろんなビタミンを配合したビタミン剤なので、ビタミンが不足した際に起こる症状に効果的です。

肩凝りや筋肉痛、神経痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺(しびれ)、眼精疲労、貧血など、様々な症状の改善を期待できます。

ノイロビタン内服薬はどんな人におすすめ?

  • ・代謝障害や肩こりのある方
    ・ニキビなどの肌荒れが気になる方
    ・口内炎予防をしたい方
    ・末梢神経麻痺(しびれ)や眼精疲労を感じている方

ノイロビタン内服薬にも副作用が!?

ノイロビタンは有効成分がビタミンであるため、大きな副作用はあまりありません。

しかし、下記のような副作用がみられる場合もあるため、このような症状が出たら医師やクリニックに相談するようにしてくださいね。

  • ・便秘
    ・吐き気
    ・下痢
    ・めまい など

ノイロビタン内服薬の服用の際の注意点

ノイロビタンはビタミン剤ですが、以下に該当する方は服用に注意が必要です。

  • ・妊娠、または授乳中の方
    ・他に薬を服用している方
    ・過去にノイロビタンを服用してかゆみなどの症状が出た方

ノイロビタンでかゆみなどのアレルギー症状が出る場合があるため、もしそのような症状が出た場合には医師や薬剤師に相談するようにしてください。

また、ノイロビタンに含まれるピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)はパーキンソン治療薬のレボドパの作用を弱めるということもあるので、別の医薬品と併用する場合は注意が必要です。

ノイロビタン内服薬の用法・用量は?正しい摂取方法

内服薬の正しい摂取方法

成人の場合、1日1~3錠を服用します。年齢や症状によって増減されるため、指示に従って服用するようにしましょう。

飲み忘れた場合に2回分を1度に服用するのはやめてくださいね。もし多く飲んでしまった場合は医師や薬剤師に相談するようにしてください。

ノイロビタンは飲み続けないと効果はない?

疑問を持つ人

ノイロビタンは継続して使用しないと十分な効果は得られなくなってしまいます。3カ月程度は継続的に服用するようにしましょう。

ノイロビタンは水溶性ビタミンに含まれます。ビタミンは「脂溶性ビタミン」「水溶性ビタミン」の2種類に分けられますが、ノイロビタンはすべて水溶性ビタミン。

つまり、水に溶けやすく、体内から比較的早く尿として排出されてしまうので、過剰摂取にはなりにくいのが特徴です。

ノイロビタン内服薬の入手方法

ノイロビタンは医療用医薬品のため、ドラッグストアや通販などで購入することはできません。購入する場合は医療機関で処方してもらうようにしましょう。

 

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